top of page

代表的な字体の種類

ハンコの価値は材料ではありません。

どんなに高価な印材が使用されていても、字体が正しくなくてはその価値は半減してしまいます。

”印相”という見方もありますが、正しい字体で彫刻されていることが、ハンコにとって最も大切なことです。

篆書

-Tensyo-

中国太古の「甲骨文字」を統一して制定された文字です。

単に篆書という場合は、小篆を指していると考えてよいのですが、甲骨文・古文を含めて篆書ということもあります。

印篆

-Inten-

漢時代の印はほとんどが角印でしたが、小篆をその中へ納めやすいようにと考案されたのがこの書体です。

角・丸・小判等に配分しやすく、やや角ばり、荘重なのが特徴的です。

古印体

-Kointai-

その他の字体についてはお気軽にお問い合わせください。

石の字風がもとになって生まれたもので、日本で始められた印章用の書体です。

鋳印の際に生じた鋳だまりや、銅の流れ具合によって生じた切れぎれのところがあり、また、線に強弱などの変化をつけて工夫された古雅な字体です。

bottom of page